いがぶら体験レポート

菓子処「桔梗屋織居」は江戸時代より本町通りに位置し、藤堂藩御用商人として慶長年間より創業し、長年に渡り技術と伝統を継承してきた桔梗屋織居さんだからこそ出来る「献上和菓子」を今回、再現していただきました。

お店の3階にて体験させていただき、3階は古き良き趣がある空間で松尾芭蕉の陶器の置物を集めたコレクションがずらり!!

入口には藤堂高虎の出世松「呉羽の松」をお菓子で作られており、見た目はお菓子と言われるまで全く分かりませんでした。

本日は大正時代に作られたお菓子の見本帳の中にある「こも紅葉」を再現していただきました。
見本帳は色も入れられており、絵で見ても美味しそうに出来ています。

綺麗なピンク色の上用饅頭の中に、赤い小さな紅葉がとても可愛らしく、食べるのももったいないぐらいです。

献上和菓子とお干菓子をいただきながら、お茶を点てていただきました。

皆さん和菓子とお茶を堪能されています。

続いて土鍋で作られたカステラ登場です!!
江戸末期にカステラが全国に広まり、当時は囲炉裏の鍋で作られていたそうで、材料は卵・砂糖・小麦粉で作られています。
柚子の絞り汁も入っており、柚子の香りが部屋一面に広がっていました。土鍋は蒸気が上手くまわるそうで、みなさん「ふんわりしていて美味しい、甘さがしっかりしている」とおっしゃられていました。

江戸末期の周辺住宅地図を紹介していただき、皆さん当時の頃の話に興味津々!
今回参加された方にお話を伺うと、昔の和菓子を再現されたり、江戸末期の住宅地図で昔のルーツを辿ったりと、とても興味深かったとおっしゃられていました。

中村さんにお話を聞かせていただき、伊賀にはお城や松尾芭蕉と有名な物はたくさんあるが、よそには無いここにしかない物を、これからも表現していきたいとおっしゃられていました。
皆さんも、この場所でしか見れないものであったり、食べ物、自分の特別な物ってあると思いますが、桔梗屋織居さんだけでしか食べれない歴史のある和菓子がたくさん揃っています。
是非皆さんお立ち寄りください!!

【55】創業410年の老舗 桔梗屋織居「藤堂藩献上再現和菓子」秋の茶会